顔脱毛にかかる回数は何回？回数の平均と効果の目安をまとめました

顔脱毛にかかる回数の平均とは？

顔の脱毛は、全身の中でも回数が多くかかる部位。

顔全体が全て気になるというよりは、鼻下が気になる、あごが気になる、眉間が気になるなど、、それぞれ気になるメインの箇所があって、ついでに顔全体も綺麗にしておこうという方が多いかと思います。

また、毛質も様々で、太い毛が生えている人も居れば、産毛程度の毛の人もいますよね。

脱毛にかかる回数は毛の太さ・濃さ・肌の色で大きく変わります。

脱毛は、毛の黒い色素に（メラニン）に反応するレーザーまたは光のエネルギーを使用して脱毛します。

その仕組み上、ワキやVIOのように太い毛には効果が高い反面、顔や背中おなかなどに生える産毛や薄目の毛には効果が低いという欠点があります。

例えば、あごに数本生えている太い毛を脱毛したい場合は、医療脱毛5回でも効果が得られると思いますが、全体的に生えている産毛をなくしたい場合には、8回程度かそれ以上かかる場合もあります。

最近は、メディオスターNEXTなど、メラニンをターゲットとしていない脱毛器も多く導入されていますが、ちょっと気になることもあります。

メディオスターNEXTとは、ダイオードレーザーの脱毛機で、従来のメラニンをターゲットにした脱毛方法ではなく、毛の発毛因子に働きかける細胞のある領域（バルジ領域）にアプローチするという方法。

ちょっとわかりにくいですが、従来の脱毛は毛が生える毛根組織に直接ダメージを与える方法でしたが、バルジをターゲットにすることで発毛を促す細胞にダメージを与え、脱毛をするという方法。

この方法だと、高温熱を使用しないからやけどのリスクも減りますし、照射の刺激でおこる可能性のある硬毛化・増毛化の症状が出るリスクも減らせます。

いいことずくめで画期的な脱毛方法に思えますが、医師の中には、メディオスターNEXTの効果に懐疑的な人も居ます。

その理由として、「バルジをターゲットとするメカニズムがまだ不明な点が多い」、「脱毛は少しの刺激で一時的には抜ける、だから一時は効果があるように見えても再び生えてくることもある。」などがあります。

症例数も歴史もまだ浅いので、これから実証されていく方法なのかなと思います。

産毛の場合は、効果の高い医療脱毛でも8～10回程度はかかります。

あごや眉毛の周りに生えているような太めの毛は、5回でも効果は十分感じられると思いますが、頬に生えているような薄目の産毛は、8～10回はかかると考えておきましょう。

毛周期のサイクルの沿って、10回以上脱毛しても残っている場合は、レーザーでは脱毛しきれないほど色素の薄い毛なので、割り切るか、どうしても脱毛したい場合は、絶縁針脱毛で脱毛します。

※絶縁針脱毛は、毛穴に直接器具を挿入して、熱を与え毛根組織にダメージを与える方法。毛質を問わず脱毛できるが、薄すぎると毛穴が分からないため、絶縁針脱毛でも産毛の脱毛には限界がある。

脱毛サロンでは、顔脱毛はとても時間がかかります。

産毛までしっかり脱毛したいなら20回以上はかかりますし、色素や細すぎる毛は脱毛サロンの光では脱毛しきれない可能性があります。

だから、顔脱毛するなら、ほんとは医療脱毛がおすすめ。でも、通やすい距離にないという方も居ると思います。

鼻下やあごの毛を目立たなくすることが目的なら、20回もかからずに効果が出るかもしれません。

医療脱毛	脱毛サロン
鼻下やあごに生える少し太めの産毛は減った印象	鼻下あごの毛は少し減ったように感じるかもしれないが、効果の実感はまだ少ない

医療脱毛	脱毛サロン
鼻下やあごは大部分の毛が減った印象に。顔全体の産毛はまだ残っているが、濃いめの産毛はこの時点でかなり少なくなってくる。	鼻下・あごの毛は減ってくるが完了までは、まだまだ。

医療脱毛	脱毛サロン
全体的に産毛が薄くなり明るい印象になる。鼻下やあごは気にならなくなり、この時点で満足な人も多いはず。産毛も全部なくしたい人はもう少しかかる。	この回数になると効果の実感が出て来る頃。でもまだ完了までは遠い。

医療脱毛	脱毛サロン
医療脱毛を10回すればツルツルの状態。それでも残る毛は、レーザーでは脱毛できない毛なので、どうしても気になる場合は絶縁針脱毛で脱毛できる。	全体的に毛が薄くなって顔が明るい印象になるが、まだ産毛は残っているし、鼻下やあごも時間が経過すれば、少し生えて来る