VIO脱毛について

前に通っていた脱毛サロンのスタッフによると、vio脱毛は、ワキ脱毛の次に人気の脱毛箇所なんだとか。

でも、デリケートな部位なだけに、効果やリスクなど、、色々と気になりますよね。

ここでは、vio脱毛をする前に知っておいて欲しいポイントをまとめました。

●vio脱毛に関する記事一覧を見る

vioとは?

vioとは、陰部(デリケートゾーン)の部位のこと。

vioの「V」は、陰部を正面から見た逆三角形の部分のこと。vラインまたはvゾーンと呼ばれます。

一般的に、vラインはショーツを履いた時のサイドライン部分を指す場合もありますし、v全体を指すこともあります。

vゾーンは逆三角形の部分に生えている全ての部分を指します。

Iとは、vの下の性器周りの部分で、肛門までの距離を指します。Oとは、肛門周りのことを指します。

vio脱毛にも色々あり、vは残すけど、あとは全て処理する形や、デリケートゾーンに生える全ての毛を処理することを「ハイジニーナ」と呼びます。

脱毛サロンのスタッフの方が言うには、vの部分はサイド(vライン)を整えるだけで、ioラインは全て無くす、という人が多いみたいですね。

vio脱毛はエステ脱毛か医療脱毛どちらがいい?
効果だけで見れば、医療脱毛なのですけど、痛みがハンパないので、オススメかと言われると、そうも断言できません。。

ざっくりと、エステ脱毛と医療脱毛のメリットデメリットを比較すると、

エステ脱毛 医療脱毛
痛みが弱い
iラインの範囲が小さい
効果が弱い
回数が多く、期間が長い。
痛みが強い
iラインは粘膜ギリギリまで照射できる
効果が高い
エステ脱毛の2分の1〜3分の1程度の回数と期間で終わる

こんな感じ。

費用は、最近医療脱毛が安くなってきているので、大きい差はありません。

vio脱毛の範囲はどこまで?

クリニックや脱毛サロンによって、範囲の分け方は変わります。

例えば、vライン(vゾーン)、iライン、oラインの3つで分けている場合もあれば、v上、v下、iライン周囲、iライン内側、など細かく分けている場合もあります。

脱毛サロンのミュゼでは、以下のように細かくパーツを分けています。

ハイジニーナ7 VIO脱毛コース

vio脱毛はデザインとハイジニーナに別れる

医療脱毛クリニックでは、vio脱毛はハイジニーナの範囲が全て対象になる場合もあれば、デザインコースとハイジニーナコースで分かれている場合もあります。

どちらも場合も同じ「vio脱毛」として、表記されているので、パッと見は分かりません。(よく見るとvio周囲と書かれていたりする)

vゾーンの毛は残すけど、量を減らしたい場合は、ハイジニーナのコースになります。

また、安いと思っても、上にも書いたように、iラインが周囲と内側に分かれていて、内側が含まれていない事もあるので要注意です。

vioの理想的な形とは?

人によって好みは分かれますが、今までに行った脱毛サロンや、医療脱毛クリニックの方によると、vゾーンは小さめの逆三角形で、(サイドのvラインはもちろん処理する)iライン、oラインは全て処理する人が多いようです。

vの部分は、丸っこい形や四角など、他にも色々あるみたいです。

以下にキレイモに通っていた時のvゾーンの形の種類を載せておきます。

vio脱毛にかかる回数と期間

医療脱毛でiラインを全部無くすなら8回はやりたいところ。

クリニックでは、5回コースが多いですが、5回でiラインをツルツルまでもっていくのは難しいかなと思います。

iラインは、他の部位と比べて黒ずみやすい部位なので、火傷のリスクが上がり、照射の出力をあまり上げられないんです。(oラインもしかり)

vioそれぞれにかかる回数は、医療脱毛で以下の様な感じ。

vライン iライン oライン
5回程度 8回程度 5〜8回程度

vioの中では、vラインが圧倒的に効果が早いと思います。

なぜかと言うと、vラインはiラインと比べると色素沈着(黒ずみ)が無いですよね。

それに日焼けしない箇所だから、色が白めの人も多いかと思います。色白×濃い毛の組み合わせは、脱毛の効果を発揮するには最高の条件です。

全体的に量を減らすだけなら、3回でも大きい効果はあります。でも、vioの毛は、体毛の中でも毛周期が長めなので、1年以上経過すると、元通りにならないにしても、量が増えてくるとは思います。

エステ脱毛の場合

エステでvio脱毛をするなら、20回以上はかかると覚悟した方が良いです。

前、ミュゼに行った時に、スタッフの方も脱毛していて「私はvioは20回以上やっています。(現在進行形)」とのことでした。

vioでも、時間がかかるのがiラインで、vラインはそこまで回数を重ねなくても大丈夫だと思います。

vio脱毛にかかる期間

目に見えて生えている毛の中で、現在伸びている「成長期の毛」は、毛穴全体の20%程度に過ぎないと言われています。

脱毛は、成長期の毛に照射しないと意味がないので、1回照射したら次の毛が成長期に入り、伸びて来るまで待たなければなりません。

参考:トイトイトイクリニック 照射間隔はどのくらい?

2〜3ヶ月おきに1度通うとして、5回で10ヶ月〜1年3ヶ月はかかる計算になります。8回だと、1年半〜2年くらいはかかりますね。

最初の方と最後の方では、毛の増えるスピードも遅くなって来るので、後半には4ヶ月など間隔を広げて、通う事が効果的です。

エステ脱毛の場合でも、毛周期にあわせて2〜3ヶ月おきに通う形になります。

20回×2ヶ月で考えても、3年と4ヶ月…。しかも20回以上だから、実際にはもっとかかるわけで、4〜5年はかかっても不思議ではありません。

エステ脱毛で注意してほしいのが、2週間や1ヶ月おきに通えるというもの。

毛周期の長いvioの場合、効果はほぼありません。

「最新の脱毛機を使用しているから、早く通えます!」という内容の広告も見かけますが、毛周期とは別の話しで、全く関係ありません。

そこまでいくと、完全なる「虚偽広告」なので、いくら安くてもそういうサロンには行かない方がいいです。

vio脱毛のリスクとは?

火傷・赤みのリスク

vioは、皮膚内にメラニンを多く含むので、毛根だけでなく、皮膚に含まれるメラニンへのレーザーや光の反応が強いです。

となると、当然痛みや肌へのダメージが増すので、脱毛後は赤く熱を持つことも多いです。

出力が高いと、火傷の症状が出るリスクも高まります。特にiラインoラインは黒ずみやすいですし、皮膚も薄いですからね。

もし、火傷の症状が出ても、無料で薬を貰えるクリニックもあります。(以下、参考)

エステ脱毛は照射エネルギーが弱いので、火傷になったら大問題です。

●無料で薬をくれるクリニック一覧

レジーナクリニック
湘南美容クリニック

トイトイトイクリニック
フェミークリニック
アリシアクリニック
渋谷美容外科クリニック
リゼクリニック
クレアクリニック

貰える薬は軟膏で、炎症や赤みを抑えるものです。

リゼクリニックで貰った時はステロイド入りで、赤みが出た場合のみ塗ってくださいと言われました。

参考:リゼクリニックでvio脱毛を体験した口コミ

毛囊炎のリスク

毛囊炎とは、レーザーや光の照射の刺激で、毛穴に雑菌が入り、ニキビのような腫れや吹き出物ができてしまう症状。

私も脱毛サロンでvio脱毛をした時に、iラインに白いプクッとしたニキビができました。(苦笑)

そんなに心配しなくていいですが、数が多いと痛いので、薬を貰えるクリニックがオススメですね。

実際に体験して分かったvio脱毛のメリットデメリット

vio脱毛のメリットで、よく言われるのは…

●生理中の匂い・ムレが軽減された
●毛がなくなったことで衛生的
●自己処理が楽
●将来、介護される時に恥ずかしくない

このような感じなのですが、実際にはどうなのか?1個ずつ検証してみたいと思います。

まず、生理中の匂いが軽減された。これは無いですね。嘘に近いと思います。

毛に付いたものが、匂いを放つようなイメージから来ていると思いますが、別に関係なく、毛がなくてもあっても匂いは普通にあります。

ムレに関しては、前までは毛が湿気を吸ってくれていたけど、毛が無くなってから逆に蒸れやすくなったように感じます…。

下品ですみませんが、夜用のナプキンを付けているとお尻が暑くて、夏は汗をかくんですが、中で汗がつたっている感触が気持ち悪いです。(毛がないと、ツーッと流れる汗の感触が気持ち悪い)

毛がなくなったことで衛生的。これは、本当でもあるし、微妙かな?と思う点もあります。

毛が無いと汚れが付かないし、確かに衛生的な感じはするんですが、皮膚がかぶれやすくなります。

これは私の実体験ですが、毛がないと生理中、皮膚に直にナプキンが当たってこすれたり、汚れがついた感触が気持ち悪いなと思いました。

自己処理が楽。これは本当です。

vioは伸びるのが早いし、すぐにまた処理しないと〜って感じだったのが、かなり楽になりました。

特に、iラインとoラインは自分で剃るのは大変だし、怖いし、脱毛をして良かったと思える部位です。

将来、介護される時に恥ずかしくない。これは、もう完全に脱毛サロンやクリニックが宣伝文句として言っているだけですね。(苦笑)

年を取ったらそこの毛も薄くなりますしね。(ゼロにはならないかもしれないけど)

vio脱毛にオススメの医療レーザーとは?

リゼクリニックにvio脱毛で行ったときの事、vioはヤグレーザーを使用しているとのことでした。

ヤグレーザーの脱毛機

理由はスポットのサイズもあると思いますが、ヤグレーザーはレーザー波長が長く、ピンポイントにダメージを与えるので、皮膚表面にあるメラニンには反応しにくい事が大きいと思います。

表面のメラニンに反応しにくいということは、火傷のリスクがグッと下がるということ。

また、vioの毛は根が深いので、毛根組織を破壊するには波長の長いレーザーが向いています。

リゼクリニックの他にヤグレーザーを使用しているクリニックは、レジーナクリニックと、メディエススキンクリニック、などがあります。

vio脱毛にかかる料金目安

vio医療脱毛の相場

vio周囲の料金相場
医療脱毛クリニックの相場は、5回67,100円

アリシアクリニックトイトイトイクリニックアイエスクリニック渋谷美容外科クリニッククレアクリニックメディエススキンクリニック・共立美容外科・KM新宿クリニックの平均

ハイジニーナの料金相場1120303

医療脱毛クリニックのハイジニーナの相場は、5回84,878円

湘南美容クリニックGLOWクリニックレジーナクリニックアリシアクリニックトイトイトイクリニック表参道スキンクリニックリゼクリニックアイエスクリニック渋谷美容外科クリニッククレアクリニック・フェミークリニック・メディエススキンクリニック・城本クリニック・KM新宿クリニックの平均


vio

vio脱毛に関する記事まとめ