効果的な脱毛を行うには、毛周期にあわせて施術をする必要があります。今回は毛周期について解説します！
目に見えている毛は全体の2割にすぎない
毛には、伸びる成長期→毛が抜ける退行期→抜け落ちて生えない休止期→の３段階があり、脱毛は「成長期」に行わないと効果がありません。
実は、今生えている毛は全体の2割程度にしかすぎず、あとの8割は休止期の毛です。
成長期の毛は、毛根までしっかりとくっついているので、レーザーや光を照射したときに、毛根組織までエネルギーが届きます。
成長が止まり抜けるのを待っている退行期と、これから新しく生えてくる休止期の毛には、毛根までレーザー（または光）のエネルギーが届きません。
脱毛の効果を高めるには期間をしっかりと空けて通うべし
1回の脱毛では、2割程度しか効果が出ないので、休止期の毛が成長期に入り伸びて来たら、またレーザーや光を照射する、という一連の流れを繰り返します。
このサイクルは、だいたい体は2ヶ月おき、顔などの産毛は1ヶ月おきのサイクルです。
でも、脱毛の回数を重ねていくうちに、もっと期間を空けないと、なかなか毛が生えてこなくなってきます。
脱毛に通う間隔はどのくらいの空けたら良い？
医療脱毛なら、3回目くらいまでは2ヶ月おきで、4回目以降は3～4ヶ月おき、6回目以降は4ヶ月～半年など、脱毛の回数が増えるにしたがって、間隔を広げていく方が効果的。
早く終わらせたくて、もっと早いペースで通ったとしても、脱毛効果は得られません。
きちんと生えてきたのを確認して、十分に毛が生えそろってきた時が、一番最適な脱毛のタイミングです。
エステの脱毛は効果がないと言われる理由とは？
エステの脱毛は効果が全くないわけではありませんが、医療脱毛のように1回で照射した部分が全部抜け落ちるっていうほどの威力はありません。
私は医療脱毛した後に、エステ脱毛をした経験（脇）があるのですが、医療脱毛の時は1回の照射で、今生えている毛が全部抜け落ちたのに、エステ脱毛の時は何本か残ってしまいました。
エステの脱毛は、1回あたりの効果が医療脱毛の半分か3分の1くらいなので、医療脱毛よりも回数はかなり多くかかってしまいますね。
脱毛サロンでよく聞くスピード脱毛とは？
最近では、脱毛サロンで2週間～1ヶ月おきのペースで通える「スピード脱毛」がありますが、それは一体どういう事なのか気になりますよね。
その疑問を、銀座カラーのコールセンターの方にぶつけてみたところ、1ヶ月おきに脱毛することで、その時点で生えている毛は脱毛できるので、少しずつでも脱毛を進められるという内容でした。
正直微妙ですね。（苦笑）1ヶ月おきに脱毛したとしても、少しだけ生えてる毛が脱毛できるくらいで、そんなに早くは終わりません。
実際に脱毛すると実感しますが、脱毛して1ヶ月しか経っていなければ、あんまり毛は生えてこないんです。
毛が十分に生え揃ってから脱毛した方が、ちょこちょこ何度も通うより、通う回数が少なくて済むし、効率的です。
効果の高い脱毛をするには
脱毛も最後の方になってくると、ほとんど生えなくなるので、その時点でおしまいにしてしまいがちなんですけど、そこから半年～1年経つと、また少し生えてくるんです。
だから、これで終了と思っても、半年以上は期間を空けて様子を見てみることが大事です。
3回や5回など少ない回数で、何度も契約し直すと費用がかさむので、最初から8回～10回など、まとまった回数で契約する方がオススメ。
