脱毛をする時に一番気になるのがリスクの問題。
脱毛には、医療脱毛、エステ脱毛、針脱毛などがありますが、どんな脱毛方法でもリスクは必ずあります。
ここでは、そのリスクと対処法についてお話します。
脱毛直後の赤み
レジーナクリニックでうなじ脱毛した後の写真
私は、医療脱毛もエステ脱毛も両方経験がありますが、照射直後はどちらでも必ず赤くなります。
赤みの出方は人によって差が大きいですが、(全然赤みが出ない人も居る)私は肌が赤くなりやすいタイプ。
でも、エステ脱毛で赤くなったのは直後のみで、着替えて帰る頃には赤みは引いてました。(脇や腕の場合)
VIOは痛みも強い分、赤みも残りやすいですが、数時間後には引いてましたね。
医療脱毛の場合は、エステの脱毛よりパワーが強いので、赤みも出やすいです。
直後はもちろん、当日は赤みが引かないので、顔脱毛の場合はマスクが必須。
腫れて、皮膚が少し盛り上がった感じになる時もあります。
脱毛の赤みの対処法
脱毛から数時間経っても、赤みが引かない場合は、保冷剤などを当てて冷やします。
乾燥している場合は、化粧水を塗って保湿します。(クリームは毛穴をつまらせることがあるみたいで化粧水を推奨されました。)
クリニックの場合は、脱毛後に軟膏を処方されることもあります。
赤みが出ている時に日焼けは厳禁。マスクや帽子で紫外線をガードします。
火傷のリスク
脱毛は、皮膚に含まれるメラニンをターゲットに、熱でダメージを与える仕組み。
メラニンは黒い色素ですが、皮膚にも微量ながら含まれています。
ホクロ、シミはメラニンが多く、火傷の危険があるので照射出来ません。VIOは黒ずみがある場合、火傷のリスクがあるため、パワーを落として照射します。
パワーを落とせば、火傷の危険性は低くなりますが、毛根にダメージを与えることができず、脱毛効果が弱まるというデメリットもあります。
理想は、毛根組織にだけダメージを与えて、皮膚にはダメージを与えないという、ギリギリのところで出力調節することですが、火傷を起こす可能性はゼロとは言い切れません。
火傷のリスクへの対処法
メラニンに反応するレーザーや光を利用し、毛乳頭にダメージを与えることで脱毛は出来ますが、中にはメラニンへの反応が弱い脱毛機もあります。
最近、増えているのが、毛の成長を促す細胞のある領域(バルジ領域と言います)をターゲットにする脱毛方法で、毛乳頭へのダメージを目的としていないので、低い温度でも脱毛が出来ます。
メラニンをターゲットにする方法だと、医療脱毛の場合200℃くらいのかなりの高温になりますが、バルジ領域をターゲットにしている方法だと、65℃くらいの低い温度で照射します。
火傷のリスクが低い脱毛機ですが、医師によって効果には見解が分かれます。
レーザーは色を選択できるので、メラニン(黒い色素)をターゲットにする方法は、メラニンがレーザー熱を吸収することにより、毛乳頭にタメージが与えられる仕組みです。
でも、バルジ領域がターゲットだと、レーザーがどのようにバルジ領域を識別して、選択しているのか不明です。
それに、バルジ領域がターゲットなら、メラニンが含まれていない白髪でも脱毛できるはずですが、白髪は脱毛出来ないし、ホクロも避けて照射します。(脱毛サロンだと照射できる場合もある)
だから、バルジ領域だけが、ターゲットではなく、メラニンにも反応する仕組みっていうことですよね。
私は、メラニンをターゲットにする方法と、バルジ領域をターゲットにする方法と、両方の脱毛経験がありますが、仕組みの説明が明確だなと思えるのは、メラニンをターゲットにしている従来の方法。
バルジ領域をターゲットにする方法で、脱毛した時の内容はブランクリニックの全身脱毛 口コミ体験談の記事に書いてあります。
効果は、どっちも抜けますが、バルジ領域をターゲットにする方法だと抜けるまでに、少し時間がかかります。
硬毛化・増毛化のリスク
10%の割合で、照射の刺激で硬い毛が生えたり、毛が増えたりすることがあります。
発症する部位は産毛の生える箇所で、顔の輪郭、うなじ、背中、二の腕など。
エステ脱毛でも医療脱毛でも起こる可能性があります。
硬毛化・増毛化のリスクへの対処法
エステ脱毛は、硬毛化・増毛化したら対処出来ないので、そこで脱毛は中止になりますが、医療脱毛の場合は、ヤグレーザーを使用することで、脱毛することが出来ます。
ヤグレーザーは、波長が長いレーザーなので、皮膚の深くまで浸透することが特徴。
表面皮膚にあるメラニンには反応しにくい性質を持っています。
リゼクリニックとクレアクリニックは、硬毛化・増毛化の症状が出たら、無料で再照射できるサービスを行なっているので、そういうクリニックを選ぶと安心だと思います。
毛嚢炎(もうのうえん)のリスク
毛嚢炎とは、白ニキビのような吹き出物。
照射する熱によって毛穴のバリア機能がダメージを受けるため、雑菌が入ると炎症を起こしやすくなります。
毛嚢炎(もうのうえん)のリスクへの対処法
神経質になるほどの症状ではありませんが、何個もできることもあるので、そういう時は皮膚科で薬を処方してもらいます。
クリニックでは、脱毛後に無料で軟膏をくれるところも多いです。
針脱毛のリスク
脱毛は、医療レーザーやエステの光脱毛の他に、毛穴に直接器具を挿入して脱毛する方法もあります。
この方法だと、白髪や産毛、レーザーや光の照射できない凸凹した箇所でも、脱毛することができます。
でも、1本1本処理するから、とにかく時間がかかるのと、痛みが強いです。
感染症のリスクへの対処
毛穴に直接針を刺し脱毛を行うので、清潔な状態で施術を行わなければ、感染症の危険性はなきにしもあらず。
でも、ちゃんとしたクリニックや、TBCなど、エステ脱毛の大手なら心配は少ないと思います。
ちなみに私はTBCで針脱毛をしました。1本100円くらいで安くて手軽にできるんですよね。
火傷のリスクへの対処
針脱毛は毛根に直接針を刺し、電気を流して熱を与えて脱毛する方法なので、レーザー脱毛と同じく火傷のリスクがあります。
対処法は同じく、とにかく冷やすこと!
針脱毛の赤みへの対処
脱毛後は脱毛した箇所がポツポツと赤くなります。
数日で赤みは引くそうですが私は引きませんでした(泣)
エステサロンだと何も処方できないですがクリニックだと軟膏を処方してくれます。虫さされの跡が残りやすい人は要注意。
火傷と同じですが、冷やして日焼けしないことが1番ですね。