医療脱毛をする人に見て欲しい全身脱毛の徹底解説

医療レーザーでする全身脱毛の特徴

脱毛が早く終わる

医療レーザーの脱毛機器は、およそ200℃の温度のレーザーを照射し、そのエネルギーで毛根組織を破壊します。

医師免許を持たないエステ脱毛では、毛根組織を破壊できる様なエネルギーで照射した場合、違法になるので、医療脱毛の半分程度の出力しか出せません。

医療脱毛は、エステ脱毛の2分の1〜3分の1程度の回数、期間で終了します。

痛みが強い

出力が高いということは、肌への負担も高くなり、痛みはどうしても強くなってしまいます。

特に、ワキやvioは毛質が太く痛みを強く感じます。vioは黒ずみもありメラニンが多いので、体の中で一番痛い部位といっても過言ではありません。。

クリニックでは麻酔クリームを用意しているので、それを塗る事で痛みはゼロにはならないものの、何とか我慢できるレベルまでにはなります。(苦笑)

参考記事:医療レーザー脱毛で一番痛い部位はどこ?医療レーザー脱毛の部位別痛み一覧

医療脱毛で使用するレーザーの種類

アレキサンドライトレーザー


医療レーザー脱毛機器で、最も普及しているレーザー。アメリカのキャンデラ製の脱毛機器「ジェントルレーズ」を使用するクリニックが大半。

毛根周辺のメラニン色素をターゲットに、およそ200℃の高温熱を伴う波長755nmのレーザーを照射し、毛根組織を破壊する。冷却装置を搭載しており、照射と同時にマイナス5℃〜の冷気を吹きかける仕組み。

円形のスポットで、6mm、8mm、10mm、12mm、15mm、18mm、24mmのスポットサイズがある。どのサイズを用意しているかはクリニックによるが、18mmと24mmが多い。

参考記事:ジェントルレーズプロの特徴と実際に脱毛した感想

ダイオードレーザー


ダイオードレーザーは、基本的に冷却装置が搭載されていないので、照射の際にはジェルを塗布する仕組み。

だが、多く普及している「ライトシェアデュエット」では小型の照射口(9mm 顔やioラインに使用)のみジェル使用で、大型の照射口ではジェルを使わない。大型の照射口(2.5cm×5.5cm)は、皮膚を吸引しながら照射する。

毛根周辺のメラニン色素をターゲットに波長840nm〜940nmのレーザーを照射し、毛根組織を破壊する。

「メディオスターNEXT」は、メラニン色素ではなく、毛の生える元となる幹細胞のバルジ領域をターゲットのしている。

バルジ領域は皮膚の浅い層に存在するため、高温熱で照射せず60℃〜70℃の温度でクルクルと回しながら照射する。高温を使用しないので、火傷のリスクや赤みが出ることが少ない。

【参考記事】

アリシアクリニック上野院の脱毛とカウンセリングの口コミ体験談

原宿で安い全身脱毛ができる医療脱毛トイトイクリニックの口コミ

ヤグレーザー


毛根周辺のメラニン色素をターゲットに波長1064nmのレーザーを照射し、毛根組織を破壊する。

冷却装置を搭載しており、照射と同時にマイナス5℃〜の冷気を吹きかける仕組み。レーザー波長が長いため、メラニンへの吸収率は低く、色素沈着している部位でも使用可能。

キャンデラ製のジェントルヤグを使用するクリニックが多い。円形のスポットで、12mm、15mm、18mm、24mmのスポットサイズがある。吸収率が低くても出力が高いので効果が低いというわけではない。

参考記事:リゼクリニックでvio脱毛を体験した口コミ

医療脱毛のリスク

熱刺激による火傷

脱毛サロンよりも高い出力でレーザーを照射するので、肌への負担はかかります。

特に、効果の出にくい産毛を照射する時は、出力を高めに設定して当てるため、火傷のリスクも上がります。

ヤグレーザーの性質上、メラニンの吸収率が低いため、火傷のリスクが低いです。長い波長のおかげで、表層の皮膚には影響を及ぼしにくく、深い毛根組織までレーザーが到達します。

レーザーの刺激による産毛の硬毛・増毛化

脱毛しに行ってるのに、毛が増えるなんて悲しすぎますが、一定の割合で起こる症状です。

なぜ、硬毛・増毛化するのかというと、太い毛はメラニンの量が多いので大丈夫なのですが、顔や背中の産毛は細くメラニン保有量が低いため、毛根組織を破壊できるほどのエネルギーに変換されない事があります。

中途半端なエネルギーの刺激によって、毛根組織が活性化した事が原因で、太くなったり増毛する現象が起こるのです。

具体的な増毛・硬毛化しやすい部位は、フェイスライン、肩や背中、二の腕、太ももなど。

これはレーザーの性質が影響を及ぼしている面もあります。アレキサンドライトレーザーは、照射時間が長い方なので、出力を上げると火傷のリクスが高まり、あまり上げることができません。

対して、ヤグレーザーは上にも書いた様にメラニン吸収率が低いので、出力を上げることができますし、産毛でも硬毛化しにくい事が特徴です。

参考:リゼクリニック 脱毛したのに毛が増えた!? 硬毛化・増毛化の真実とは

医療脱毛の全身脱毛にかかる時間

医療脱毛クリニックで全身脱毛をする場合は、3〜4時間程度かかる場合もあります。

長い時間、スッポンポンで居るのは寒いし、しんどいですよね。。負担がかかるので、全身を2〜3つのパーツに分けるクリニックも多く、その分来店回数も増えてしまうのが面倒なところです。

新しい脱毛機器を使用しているクリニックでは、時間が短縮されたことにより、1回の施術で全身の照射ができる所もあります。

以下に1回の施術で全身の脱毛ができるクリニックをまとめました。

レジーナクリニック顔vio除く 1時間半
アリシアクリニック顔vio除く 1時間半
vio込み2時間
顔vio込み3時間
トイトイトイクリニック顔vio除く 1時間半
表参道スキンクリニック顔vio除く 1時間〜1時間半
リゼクリニック顔vio除く 2時間
アイエスクリニック顔vio除く
2時間〜2時間半

レジーナクリニックで使用しているジェントルレーズプロの照射口の最大サイズは24mm、

アリシアクリニックトイトイトイクリニックリゼクリニックで使用しているライトシェアデュエットの照射口最大サイズは、2.5cm×5.5cmです。

●表参道スキンクリニックで使用されているジェントルレーズプロ(またはマックス)の照射口サイズは最大18mm。

リゼクリニックで使用しているメディオスターNEXTの照射口の最大サイズは38x24mm。

アイエスクリニックで使用しているメディオスターNEXTの照射口の最大サイズは10x14mmです。

あぁ調べるの大変だった(笑)このように、同じ脱毛機を使用していても、各クリニックで持っている照射スポットのサイズが同じとは限りません。

やっぱり、照射時間=照射口のサイズでもあるので、なるべくなら大きい照射スポットを用意しているところが良いですよね。小さいサイズで、急いで照射されると打ち漏れもありそうですし。

ちなみに一番大きいのは、アリシア・トイトイトイ・リゼで使用されているライトシェアデュエットの2.5cm×5.5cmサイズ。

私はアリシアクリニックで脱毛したことがありますが、ムチャ早いです。1ショット1秒もかからずに終わってしまいます。

形も長方形なので、丸形よりは打ち射漏れが少ないのかなと思います。

医療脱毛の全身脱毛にかかる回数と期間

まず、以下の部位別にかかる回数を見てみて下さい。

10回程度
手足8回程度
ワキ5〜6回程度
背中・お腹10回程度
vio5〜8回程度

部位によって、こんなにもかかる回数が変わって来ます。なぜかと言うと、メラニン色素をターゲットにするので、色素の薄い産毛や細い毛には効果が弱いから。

vioに生える毛は太いですが、回数は多くかかります。黒ずみ(メラニンが皮膚に多い)のある部位で、火傷の危険性があり、強い出力で照射することができないためです。

多くのクリニックでは、5回コースがほとんどなので、追加できるメニューがあるところがおすすめ。

全体的に7〜8割程度減れば満足な人は、5回コースで大丈夫だと思いますが、顔やvioをきっちり綺麗にしたい場合は、追加料金もチェックしておくことが大事です。

全身脱毛にかかる期間

1〜3回目くらいまでは、2ヶ月おきのペースで通っても問題ないと思いますが、3回目以降になると、生える毛量がグッと減り、生えるのに時間がかかるようになってきます。

そこからは、3〜4ヶ月おきで、5回目以降は半年近くあける場合もあります。

5回で大体1年〜1年半程度が目安です。

全身脱毛の最短期間は?

生えるペースが早い人は、2ヶ月おきに通うとして、最短で10ヶ月で全身脱毛5回が終わる場合もあるかもしれません。

注意してほしいのは、最短半年など異様に短い期間だと、毛が生え揃わないうちに照射してしまうため、効果があまり発揮されません。

例え、1ヶ月に1回通えたとしても、毛のサイクルが追いついてなければ、少しずつしか脱毛できませんからね。とても、もったいないです。

各クリニックの追加料金まとめ

レジーナクリニック5回終了後1回
●vio脱毛21,000円
●顔脱毛30,000円
アリシアクリニック追加メニューはないが、
脱毛し放題コース有り
●顔vio除く
5年脱毛し放題396,000円
トイトイトイクリニック1回
●顔vio除く70,000円
●顔とvioセット30,000円
表参道スキンクリニック1回65,000円
リゼクリニック5回終了後1回
●顔vio除く59,800円

全身脱毛の料金相場とは?

顔vio込みの料金

レジーナクリニック5回393,000円
追加1回120,000円
※ハイジニーナ
アリシアクリニック5回303,000円
脱毛し放題606,000円
トイトイトイクリニック5回328,000円
8回478,000円
表参道スキンクリニック5回295,000円
※ハイジニーナ
リゼクリニック5回397,000円
※ハイジニーナ
アイエスクリニック5回215,000円

ハイジニーナとは、vioの毛を全て脱毛するコースのこと。ハイジニーナと書かれていないクリニックでは、vラインは周囲までが脱毛範囲です。

※アリシアクリニックはiラインも周囲まで。

顔vio除く料金

レジーナクリニック5回189,000円
追加1回87,500円
アリシアクリニック5回198,000円
脱毛し放題396,000円
トイトイトイクリニック5回198,000円
8回298,000円
表参道スキンクリニック5回215,000円
※顔含む料金と同じ
リゼクリニック5回298,000円
アイエスクリニック5回11,500円

顔除くvio含む料金

レジーナクリニック5回273,000円
追加1回105,000円
アリシアクリニック5回243,000円
脱毛し放題486,000円
トイトイトイクリニック5回248,000円
8回368,000円
表参道スキンクリニック5回295,000円
※ハイジニーナ
顔ありでも料金同じ
リゼクリニック5回359,000円
アイエスクリニック5回165,000円

全身脱毛が安いクリニック

レジーナクリニック

>> レジーナクリニックのサイト

レジーナクリニックは、札幌・池袋・新宿・表参道・渋谷・上野・銀座・横浜・名古屋・心斎橋・梅田・東梅田・博多と、、ほぼ全国の主要都市にクリニックを構えています。

脱毛に使用するアレキサンドライトレーザーは、シミ取りやくすみ改善の治療にも使用されるレーザーで、肌のコラーゲン生成を促し、ハリの改善や毛穴の引き締めにも効果をもたらします。

参考:三鷹台ヒルズクリニック

以前、行った時の内容をまとめてあるので、良かったら見てみて下さい↓
●全身脱毛が20万円以下!レジーナクリニックの口コミ

>> レジーナクリニックのサイトを見てみる

医療脱毛の全身脱毛にかかる総額費用

シェービング料金

基本的に背面は無料な場合がほとんど。それ以外の箇所のシェービング代は、クリニックによって料金設定が大きく異なります。

安くて1回2,000円程度で、高いと1部位3,000円もする場合があるので要注意。

医療脱毛クリニックのシェービング料金一覧

グロウクリニック無料
レジーナクリニック無料
アリシアクリニック1回2,000円
トイトイトイクリニック1部位1,000円
表参道スキンクリニック1回3,000円
リゼクリニック無料
アイエスクリニック1回2,000円

診察料・麻酔料など

クリニックならではの費用、初診料・診察料がかかる場合があります。

大体、初診料は3,000円程度、再診料は1,000円程度ですが、脱毛を専門的に行っているクリニックでは無料なところも増加中。

麻酔料はvioに使用する麻酔のことですが、大体クリームを塗る形で1回3,000円程度が多いです。

診察料が無料のクリニック一覧

クリニック名特徴と料金
レジーナクリニック●麻酔と薬代も無料
顔vio除く
5回189,000円
アリシアクリニック●当日キャンセル料無料
●脱毛し放題コース有り
顔vio除く
脱毛し放題554,400円
湘南美容クリニック●有効期限なし
●学割5%オフ
顔vio含む
6回348,000円

薬代

皮膚に塗る炎症止めの軟膏が処方されます。

無料な場合が多いですが、クリニックによっては1,000円程度の料金がかかることもあります。毎回処方されるのではなく、初回に渡されます。

解約手数料

解約手数料の上限は2万円までと法律で定められています。

途中解約した場合、「未消化の回数分の料金」ー「解約手数料」=「残金」が手元に戻って来るはずですが、格安な脱毛を行うクリニックでは、キャンペーン価格と通常価格の2通りあり、キャンペーン価格で契約した後に解約する場合、通常価格で計算されてしまうという落とし穴があります。

例えば、レジーナクリニックでは、顔vio含む全身脱毛で393,000円ですが、それはキャンペーン価格で通常価格では480,000円となっています。

どのクリニックでも、特に「キャンペーン価格です!」とアピールしているわけではなく、一見通常価格のように見えるので、聞いてみなければ分かりません。

解約手数料無料、返金可能と謳っていても、実はこんなカラクリがあるんです。